姫路弘寿会について
創立の背景
昭和35年、マッチ工場で働く知的障碍者の頑張りが、経営者の福祉の心に火を付けた。
約40年後、老いた経営者は「誰しも住み慣れた地域で暮らしたい」との想いを叶えるため、姫路城が見えるこの地に特養を造った。
皆様とのかかわり
- 明るく、やさしい、家庭的な雰囲気の中で、手作りの美味しい食事とゆとりある個別ケアを通じて、その人らしい「穏やかな生活作り」を約束します。
- 入居者様・ご家族様とのご縁を頂き、「人を人として大切に」、「心をこめて」接しています。そして、職員間の信頼関係も大切にしています。
- 全ての専門職員が一丸となって、入居者様・ご家族様にご自宅同様、安心と安らぎをお届けするセカンドハウスです。
私たちは由緒ある城下町で、うつりゆく四季を感じて頂きながら、「その人らしい暮らし」を支援していく事業者です。
運営理念
私たちのモットーは3S(スリーエス)
理事長挨拶
社会福祉法人 姫路弘寿会
理事長 坂根 正人
理事長 坂根 正人
平成16年6月特別養護老人ホーム「ライフサポートひめじ」は地域の多くの方々のご支援により開設いたしました。創立者である前理事長は、この地で経営していたマッチ工場に昭和35年より20年間にわたり、知的障害の方を数名就労訓練で受け入れたことがありました。そのことが当時の福祉関係者に評価され、社会福祉貢献となる感動を覚えたことが永年心の中であたためられた大きな動機となり、さらに「誰もがそうであるようにもし自分自身に介護が必要になったとしたら、住み慣れた地域で過ごしたい。」その強い思いによって「ライフサポートひめじ」が誕生しました。
そしてシンボルマークの桜のデザインは昔から「さくらは国民の心の癒しの象徴」と捉え、施設でのサービス提供が利用者様にとって「癒し」であるよう、また施設の存在そのものが地域の皆様にとっても「癒し」となるよう願いを込めて発案されました。
その熱い思いをいつまでもたやさぬように私たち役職員一同、日々向上を願い創意工夫して参りたいと考えています。
施設長挨拶
ライフサポートひめじ
施設長 坂根 彰子
施設長 坂根 彰子
施設で看取り希望の方が徐々に増えられています。
当施設で亡くなられた入居者様と娘様との最後の場面に遭遇した時のことです。
娘様が入居者様に「私は大丈夫やから私の心配はもうせんでもいいんやで。」
「何も怖がらんでもええんやで。」「お母さん大好き」「お母さんありがとう」
と声をかけられると、お母様は涙を流されていました。娘様はその涙を何度も吹き、頬をなで、
抱きしめ、そしてお母様はやさしい安堵の表情を浮かべられ、逝かれました。
娘様が入居者様に「私は大丈夫やから私の心配はもうせんでもいいんやで。」
「何も怖がらんでもええんやで。」「お母さん大好き」「お母さんありがとう」
と声をかけられると、お母様は涙を流されていました。娘様はその涙を何度も吹き、頬をなで、
抱きしめ、そしてお母様はやさしい安堵の表情を浮かべられ、逝かれました。
もちろん別の言葉でも、言葉がなくてもよい場合もあります。後悔することばかりの時も
あるかもしれません。ただ私たちは、このような場面を迎えていただけるように精一杯の
ことをしていかなければなりません。
あるかもしれません。ただ私たちは、このような場面を迎えていただけるように精一杯の
ことをしていかなければなりません。
私たちはライフサポートひめじの入居者様、利用者様、家族様そして地域の皆様にとって
『最後まで任せられる、安心して暮らせる、信頼される施設』となるよう努力してまいります。
『最後まで任せられる、安心して暮らせる、信頼される施設』となるよう努力してまいります。